最新号 July 2018

波光

2018.7月号 「人財不足」で重み欠如?

  地球の重さは、6の後ろにゼロが9つ付いて兆トンというらしい。浅学のため、これをどう読んでいいか頭を痛めているが、重量は年間5万トンほど減っているそうだ。こ の地球の影響を受けているわけではないが、人の軽さも際立ってきた。はてさて、どうしたものか。
 「軽佻浮薄(けいちょうふはく)」。いい言葉ではないことは誰も知っている。最近、内外の社会情勢をみると、どうもこの4文字がピタリとはまった気がする。特に、国内では社会全体に「重み」がなく、騒々しさも過剰。
 原因について考えてみた。真っ先に思い浮かんだのは、強烈なリーダーや賢人など、いわゆる極端なまでの“人財不足”。加えて、社会全体の異常なスピード感、グローバル化も追い打ちをかけてしまったようだ。
 いずれも勝手な想像だが、「蟻(あり)の一穴(いっけつ)」にも似て、国(社会)の運営をも預かる面々が地に足を着けていなければ、すべてに悪影響を及ぼす。政・官界に限らず各界で右顧左眄(うこさべん)派が増殖中だけに、心ある市民はこうした風潮の一掃に、汗を流す時期と思う。
 昨年暮れから春にかけて雑事が重なり、体重を4、5kg落とした。一段落後、食欲アップに励んでいるが、体が細ると物事の思考が滞るため、必死で研鑽(けんさん) に努めている。蛇足だが、地球の場合、温暖化で年間160t質量が増加。この熱力学で総重量はプラス・マイナスゼロの計算も成り立つとか。(編集長)

次号予告

8月号は2018年7月下旬発行
★連載:いわき再発見シリーズ12「―群像―いわきの誉れ」/私の博物誌★エッセー:変わる、かわる、体と心がカワル/言葉、つれづれに/うまい話し ほか





連載

    
そして、VS
いわきの誉れ
特集
3.11
人、まちニュース
うまい話にゃウラがある
私の博物誌
波光