最新号 April 2018

波光

2018.4月号 カジノ法、やはり嘲笑だ

 可決したと思ったら入場料と入場回数の問題でもめている。統合型リゾート(IR)整備推進法案、いわゆるカジノ法案だ。「外圧」もあるのだろうが、どう考えても経済効果よりマイナス面が圧倒的な気がする。世の趨勢(すうせい)に便乗することはない。 
 安逸を好み、易きに流されるのは、誰も同じ。一攫(かく)千金を求めるのもまた人の常。人に欲がある限り、関連の炎は常に心底でくすぶる。パチンコ、競馬、競輪などなどに多くの人々が群れを成すのは、それらが異常なまでに高じてしまうからだ。
 公営カジノはもちろん、その他のギャンブルでも依存症に堕(お)ち、家庭崩壊といった話は事欠かない。犯罪の頻発も夥(おびただ)しい。人の嗜好(しこう)は十色だが、豪華ホテルの膳に乗せられた ご馳走(ちそう)とはいえ、心身衛生に「疑義あり」の料理は口にしない方が賢明と思う。
 治安の安定さでは群を抜く日本。四季の美しさや芸術、文化、先端的な技術製品など、これら“超一流”を求めて諸外国から訪れる観光客は引きも切らない。カジノ推進派の都市もいくつかあるようが、市民は諸手(もろて)を挙げて賛意を示すだろうか。(編集長)

次号予告

5月号は2018年4月下旬発行
★連載:いわき再発見シリーズ12「―群像―いわきの誉れ」/私の博物誌★エッセー:変わる、かわる、体と心がカワル/オリーブ、燦々/言葉、つれづれに/うまい話し ほか





連載

    
そして、VS
いわきの誉れ
特集
3.11
人、まちニュース
うまい話にゃウラがある
私の博物誌
波光

エッセー

絵本のちから
オリーブ燦々
変わる、かわる、体と心がカワル
言葉、つれづれに
ほっと、ひといき