最新号発売 october 2017

波光

2017.10月号 本離れに、“喝―ツ!”

 「本・活字離れ」が進んでいる。テレビ、スマホやゲーム機類に押され、歯止めがかからない。言うまでもなく、本には宝物がぎっしり埋まっており、読むほど“知の財産”が増えてくる。“文字の国”、もったいない。思い切り、「喝―ツ!」を入れようか。

 我々の知識、常識は例えば親から、あるいは教師、社会から一つひとつ学んでいく。研鑽したい場合は、専門書類を開き、歴史書や文芸書をもじっくり読んで血肉にする。とりわけ良書には、あり余るほどの“栄養剤”がたっぷり入っている。
 にもかかわらず、ここ何十年と「読まない」が加速。特に、若者たちの間で顕著のようだ。暇がない、経済的に余裕がない、慣れていない、他に楽しみがあるなど、さみしい理由に思わず嘆息だ。 揚げ句、時代は急速変化し、スマホやパソコンでの電子書籍が跋扈。とはいえ、個人的には手触り感や、独特の匂いなどから、やはり紙書籍に軍配は上がる。私事だが、次代のためさらに読書環境を整えてやりたい。家庭はもちろん、我々大人の責務と思う。

 街の書店が激減している。大手の進出、コンビニ、ネットに押され、倒産、閉店する書店が続出。小規模書店は品ぞろえもネックらしい。「本離れ」はかしこに影響を及ぼしている。こんな中、わずかながら一翼を担ってきた本誌は次号から創刊25年目に入る。さらなるご愛読をお願いいたします。(編集長)

次号予告

11月号は2017年10月下旬発行
★連載:街の角で/いわき再発見シリーズ12「―群像―いわきの誉れ」/私の博物誌★エッセー:琥珀色の風景/助産師さん フルパワー/うまい話し ほか





連載

街の角で
うまい話にゃウラがある
私の博物誌

エッセー

琥珀色の風景
お風呂が一番!