最新号 December 2018

波光

2018.12月号 戌年、柴犬2匹に奮闘中

「瓢箪(ひょうたん)から駒」ではなく、暮れに「冗談から柴犬」が飛び出し、てんやワンやしている。ほんの雑談の中でのことだったが、相手はそれを真に受け、一生懸命に探しくれていたようだ。冗談も考えものと、痛感している。

本誌編集部にはいろいろな人がやってくる。老若男女、職業もまちまち。思想などももちろんバラバラ。「来る人はすべて情報」と思い、話に耳を傾ける。ただ、他人などへの悪口雑言だけは、断っている。無意味だからだ。
中には話し好きも結構多い。1、2時間も聞き手に回ると、エネルギーの消費は大。半面、声高に冗談を連発し、編集部内を笑いの渦(うず)に巻き込んでしまう人材も。と、仕事が手につかなくなることが多々ある。
人は多士済々(たしせいせい)。饒舌(じょうぜつ)派も、冗談派も明るい人間であり、性格的には〝陽の気〟が強いタイプ。話をして損はない。とはいえ、冗談も度を越すと、意外なトラブルが待つ。やはり「口は禍(わざわい)の元」なのだ。

実は、自らの冗談で少々頭を痛めた。大震災で自宅とともに柴犬を失い、二年ほど前に切望の茶の柴犬(雄)を飼った。「自宅の完成後はもう一匹だな」と、軽口をたたいていたら、突如、生後五十日余の黒の柴犬(雄)が、〝新築祝い〟でやってきた。家人に叱られっぱなしの中、二匹の世話に奮闘の日々。かく言う、今年は戌(いぬ)年、本誌も大きく吠えます。「あっ、白い柴犬を忘れてた」     (編集長)

次号予告

1月号は2018年12月下旬発行
★連載:いわき再発見シリーズ13「歩み続けて老舗」/私の博物誌★エッセー:続 琥珀色の風景/健探闊歩(けんたんかっぽ)/うまい話し ほか





連載

    
そして、VS
いわきの誉れ
特集
3.11
人、まちニュース
うまい話にゃウラがある
私の博物誌
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