最新号発売 june 2017

いわき再発見シリーズ12 -群像-いわきの誉れ

2017.6月号 蛙の詩人・草野 心平

 「蛙の詩人」として親しまれる、いわき市名誉市民・草野心平は、昭和62(1987)年、文化勲章を受章。
 川内村、平伏沼のモリアオガエルを見ようと、何度も足を運んだことから、同村との親交も深く、同沼畔には歌碑、村内には「天山文庫」が建つ。
 これは、心平が同村名誉村民に選出された際、褒賞、木炭百俵の返礼として寄贈した、2,000冊の蔵書を納めるために村が建設したもの。

 心平は明治36(1903)年の出生から16年間を、小川町で過ごした。幼少時はわんぱくで、旧制磐城中では、絵画グループ「X会」に参加。腕前は誰もが認めるほどで、本人も「将来は画家になる」と、考えていた。
 その後、上京したが、次第に大陸への関心が高じると、中国、嶺南大学(現中山大学)に入学。心平にとって中国は「第2の故郷」となった。
 当時、心平は、亡兄・民平が残した詩に衝撃、村山槐多『槐多のう…

次号予告

7月号は2017年6月下旬発行
★特集:甘〜い、いわき発進/★連載:街の角で/いわき再発見シリーズ12「―群像―いわきの誉れ」/私の博物誌/★エッセー:琥珀色の風景/お風呂が一番!/続 暖ろん風はつ ほか





連載

版木のそばから
いわきの誉れ
うまい話にゃウラがある
私の博物誌

エッセー

琥珀色の風景
お風呂が一番!
子育て賛歌
ことばと、人生