最新号発売 august 2017

琥珀色の風景

2017.8月号 短から長へ

 先日、本屋大賞が発表され、恩田陸さんの書かれた『蜜蜂と遠雷』が、直木賞と合わせダブル受賞となった。新たな才能の出現の場所として、音楽会から注目されるピアノコンテストを舞台に、人間の才能や運命を描いた小説である。
 クラシック音楽には浅学な私がこの小説にひかれた理由は、その描写である。ピアノが奏でるメロディーや、演奏者の指先からほとばしるエネルギー…。
 その音を聞く人の感情の動きを、言葉多彩に表現している。
 しかも、人間の内面や音といった形のないものを文章として表現するということが、同じように目に見えない珈琲の風味を言葉で表現するということと相…

次号予告

9月号は2017年8月下旬発行
★連載:街の角で/いわき再発見シリーズ12「―群像―いわきの誉れ」/私の博物誌★エッセー:琥珀色の風景/続 暖ろん風はつ/助産師さん フルパワー ほか





連載

街の角で
うまい話にゃウラがある
私の博物誌

エッセー

琥珀色の風景
お風呂が一番!