ハイカーらが自然美を満喫 背戸峨廊・とっかけの滝「小川」

ハイカーらが自然美を満喫 背戸峨廊・とっかけの滝「小川」

 海、山々に数々の景勝地が点在している、いわき地方。
 代表地の一つ、「背戸峨廊」。市の北部、小川町の江田川下流の渓谷で、背戸は隠れた場所、峨廊は美しい岸壁を意味し、詩人・草野心平が命名。現在は、夏井川渓谷県立自然公園に指定されている。
 それらの中で最も「勇壮さ」で人気なのが、高さ18メートル、幅6メートルの「とっかけの滝」。シーズン中はハイカー、キャンパーらでにぎわう。
 交通は、県道41号を利用。
 同町はまたナシの栽培も盛んな地域で、シーズン中は市内外への出荷、販売に追われる。
 スタンプの押印は、小川郵便局で取り扱っている。

 

背戸峨廊・2020年現在は入山禁止
一帯には大小の奇岩や滝が存在するが、人気の中心はこの「とっかけの滝」。若葉、紅葉のシーズンには多くのハイカーらが訪れ、〝自然美〞を目に焼き付けている。

 

 風景印とは、各郵便局が使用する図柄入りの特殊な消印。名所、旧跡、特産品などが図案化され、窓口で依頼すると通常の消印の代わりに押印してもらえる。収集のための記念押印にも、切手やハガキなどを使用するため、最低63円の料金が必要。

小川郵便局=いわき市小川町高萩字家ノ前46
電話=0246-83-0150

2020年追記
 令和元年の東日本台風被害により、複数箇所で土砂崩れが発生、背戸峨廊への連絡道路は通行止め、登山コースなどは入山禁止措置がとられていた。

 令和2年10月26日、入山規制が一部解除。登山口からとっかけの滝までの区間が通行可能となった。詳細は、いわき市役所へ。