自由ケ丘、人形の東月いわき総本店(脇山智彦社長)は、毎年恒例の「羽子板・破魔弓大感謝ご奉仕会」を開催中。
同店では、全国各地の伝統工芸や川俣シルクなどの地場産業を取り入れたオリジナル品を制作。初正月を迎える子どもの無事と健やかな成長を願って、東日本最大級の品ぞろえで「羽子板」と「破魔弓」を展示し、来場者を迎えている。
女の子向けの「羽子板」は、〝妖精の羽〟の名を持つ、世界一薄い川俣正絹「フェアリーフェザー」をまとわせた作品を中心に展開。男の子向けの「破魔弓」は、天然羽根やケースの素材にまでこだわった、量感のある台座が特徴の唐木銘木シリーズが人気を博している。
また、同奉仕会の目玉として、11月21日から23日の3連休に、日本初の「実演逸品オーダーメイド展」と題し、江戸時代に御所の宮仕人として仕えた大久保家出身の有職京人形司・平安寿峰さんが来店。人形作りの技を実演披露しながら顧客からの相談に応じ、大きく注目を集めた。
展示販売の問い合わせは、同店(電話28―3675)まで。